シンガポールで新型コロナのワクチンを接種してきたので、どんな流れだったか簡単にご報告します。
ワクチン接種の予約情報は、シンガポール政府公式の「WhatsApp」チャンネル(Gov.sg)で知りました。年齢ごとに接種の順番が回ってくるので、順番が来たら記載されているURLから予約する流れです。
ちなみに… シンガポール政府は、「WhatsApp」で毎日の感染状況などを配信しています。
いろんな「絵文字」が使われていて、なんとなくホッコリします(笑)
サーキットブレイカー(ロックダウンの軽い版?)の不安な時期に、こういうメッセージで和んだのを覚えています。未知の脅威を前に、こういうフランクさを出せるのは、やるなぁ~と思いましたね。
実際の予約サイトでは、必要事項を入力して、1回目と2回目の接種を受ける日時や場所(コミュニティセンターなど)を選びます。2021年4月20日現在、シンガポールではファイザーとモデルナ製のワクチン接種が行われています。センターによって接種できるワクチンが異なるらしいので、希望があれば接種場所を選ぶときに確認しておくといいですね。ちなみに僕はファイザーでした。
必要事項を入力して送信すると、保健省(MOH)から登録した電話番号宛てにSMSが届きます。予約内容が記されていて、当日の受付で提示を求められます。
接種会場には、届いたSMSとNRIC/FINカードを持って行くだけで大丈夫です。SMSやIDカードで本人確認ができたら、受付ブースに案内されます。
受付ブースでは、アレルギーの有無や最近手術をしたかなど簡単な質問をされます。住所や電話番号も聞かれました。受付が終わると、名前などが印字された紙を渡されて、いよいよ接種の順番待ちです。
平日の朝9時半でしたが、待ち時間はほぼゼロ。用意されたイスもこんな感じです。
ほんの数分で接種ブースに通され、ドクターからアレルギーの有無などの再確認と副反応の説明を受けて接種です。
接種自体は「え、打ったの??」と思うほど、痛みはありませんでした。自分は痛みに弱い方で、筋肉注射ということもあり多少は覚悟していましたが、驚くほどあっさりと終わりました。先生が上手だったのかなぁ?
接種が終わったら、30分ほど待機エリアで待ち、名前が呼ばれたら最後のブースに進みます。
もう一度副反応の説明を受けて、接種2回目に持参するよう指示された「接種証明書」を手渡されて終了です。受付から終了まで、約40分弱でした。
お土産(?)に50枚入りのマスクもくれました。布マスクが苦手なので、ありがたい~~!
…と全体の流れとしてはこんな感じでした。とてもスムーズでストレスなく、接種1回目を終えることができました。2回目は3週間後です。
以下は余談ですが… 待機時間の30分間、会場の様子を観察していたのですが、シンガポールらしくスタッフは実にさまざまな人種・民族的背景の方々がいて、本当に一丸となって新型コロナと戦っている印象を受けました。最後のブースの20代と思われる女性の担当者さんも、突然日本語で話しかけてくれて、おじいさんが日本人だと教えてくれました。いやー、本当にシンガポールは多種多様ですね。
早く世界中にワクチンが普及して、気軽にどこへでも行けるようになればいいですね。